職場のメンタルヘルス対策は、組織的に取り組んでいくことが重要です。中でも管理監督者による「ラインケア」は、メンタルヘルス対策の要とされています。
本書では、管理監督者に向けて、職場におけるメンタルヘルスの基礎知識を解説するとともに、メンタルヘルス不調者の早期発見・早期対応、メンタルヘルス不調になってからの事後対策、職場の環境改善まで、ラインケアを実践するうえでのポイントを具体的に説明しています。
また、昨今、特にその増加が懸念されている若手職員のメンタルヘルス不調にも焦点をあて、その傾向を概観し、対応策を取り上げました。
管理監督者向けラインケアの最初の手引きとして、是非ご活用ください。
監修:神田東クリニック/MPSセンター 院長・センター長
高野 知樹
〇メンタルヘルスケアの意義
〇ストレスについて知る
〇メンタルヘルス不調と疾患
〇管理監督者の役割
〇メンタル不調者の予兆把握
〇メンタル不調が疑われる部下への反応
〇職場環境改善によるストレスの軽減
〇職場復帰における支援
〇事業場内外の資源との連携
〇管理監督者のメンタルヘルスケア
〇個人情報の保護への配慮
2022年2月
B5 29頁 4色刷り